多汗症あれこれ

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多汗症の原因

多汗症の原因

多汗症の原因はどこにあるのか。器質的には、エクリン汗腺という汗腺の一種だといわれています。汗の分泌量が多いものを「多汗症」と言うとすれば、それが論理的帰結だということです。

多汗症はワキの下だけでなく、手のひらや足の裏・顔の表面や頭部といった場所にも起こります。全身から汗をかく多汗症もありますが、ワキの下は最も汗をかきやすい場所のひとつですので、多汗症を論じる際に中心的な話題になります。

わきがと多汗症は同一視されがちですが、多汗症の人がすべて臭いが強いと言うわけではありません。汗を分泌する腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類の分泌腺があるのですが、多汗症に直接かかわるのは、エクリン腺のほうです。エクリン汗腺からは多くの水分と塩分が分泌されるので、ここからの汗が多汗症の原因だといわれています。エクリン腺は、爪の下や唇以外の、体のほとんどの部分に分布し存在する汗腺です。多汗症の症状のあるなしには関係なく、皮膚の表面から1ミリ前後の深さのところの真皮層といわれる部分に存在します。肉眼ではほとんどみえないほどの小ささです。多汗症の人であるおうとなかろうと、1人の人間にあるエクリン腺は約500万個、少ない人でも約200万個、平均すると約350万個あります。しかし、すべてのエクリン腺が汗を出すわけではなくて、全体の半分程度が活動して、このエクリン腺の量が、汗の量を決定するのです。多汗症になると、本来は適切な汗の量で体温を調節しているエクリン線の働きが以上になると考えられます。

なお、真皮層にある組織は外科的手術で取り除くことは出来ませんので、ワキガの手術をしても多汗症の治療にはなりません。

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